各種制作物のフォントはフリーの「M+ FONTS」や「貂明朝」「モリサワ見出しゴ」あたりを主に活用しています。当初はM+一本でデザインしていましたが、AdobeFontsが使えるようになったため色々試行錯誤しています。

会社ロゴ

下越急行電鉄の愛称「かえでん」からカエデをイメージしたロゴにしました。言ってしまえばダジャレです。葉の形は下越の「K」を、カラーリングは越後平野の稲穂をイメージしています。このオレンジ・緑はそのままコーポレートカラーとしてデザインの随所に使用しています。英語社名は「KAETSU EXPRESS云々」だと少し収まりが悪いので「KAEDEN RAILWAY」としています。

また、1943年の合併開業時のロゴ(社章)も別途用意しました。全体は円形の意匠で、鉄道事業の象徴たる車輪を表しています。円の中には「下」の漢字を図案化したものが3つ並んでおり、3企業が合併して誕生した鉄道であることを表現されています。中央のI字はレールを象っています。

旧社章は長きに渡ってかえでんの顔を務めましたが、2018年に合併開業75周年を記念しブランドイメージの刷新が図られ、カエデマークにとって代わられました。
(Adobe貂明朝のリリースが2017年のため、新ロゴ完成がそれ以降でないと整合性が取れないということでこんな設定になりました)

現在、ウェブ等のメディア露出や広告・広報では上のカエデマークが積極的に使用されていますが、社内文書や遅延証明書などの書類にはいまだ旧社章が用いられている…という設定です。

路線図

スマートフォンからの閲覧を重視し、各駅情報トップページには縦長の路線図を設置しています。かえでんは快速の停車駅が列車によってまちまちで、表現のしかたが少し悩ましいところです。またゆうなぎA,Bなど配色面でやや見づらいところがあるため、改めて練り直していく必要がありそうです。ページ内ではイメージマップのリンクを埋め込んで、直感的に選択しやすいようにしています。フォントはモリサワの見出しゴ、Arialを中心に組み立てました。本当は新ゴを使いたいところですが、AdobeFontsにはUD新ゴの一部のウェイトしかなかったため断念。

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上記の路線図だけでは新潟のどこを走っているのかピンと来にくいため、もう少しだけ情報を足した横長型の路線図も作成しました。実在のJR駅との位置関係のほか、かえでんフィーダーバスの乗り継ぎについても図示しています。地形や路線の形状を無理やりデフォルメして一枚に収めました。

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また、資料ページの路線紹介用により詳細な路線地図を作成しました。地形・交通網をそのままの形で描写しています。

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ICカード「Ni-Ca」

かえでんのコーポレートカラーであるオレンジと緑を使用し、瀬波温泉の夕焼けと田園風景を象徴的にデザインしました。

通常のカード
定期乗車券

駅名標

駅名標のフォントは和文がモリサワ見出しゴ、英文がArialです。コーポレートカラーではなく路線のイメージカラーを中心に据え、図形や色数を減らし極力シンプルにまとめました。

車両デザイン

作者Nによると、特急用に払い下げ中古の車両(名鉄1600系)を導入したとのこと。同車両は名鉄1700系に姿を変えましたが、かえでん世界線では2009年に弊社が譲り受けたことになっています。もともとトイレ設備がある車両ですが、かえでんの車庫にはどうも汚物処理設備がないようで、トイレ・洗面台を閉鎖して運用しているようです(長野電鉄などと同様)。

車両のデザインのついては正直なところあまり注力できていない状況です。現時点で用意できているのは上記画像のみ。ちょうどウィキメディア・コモンズに画像があったので拝借して加工しました(パブリックドメインです)。名鉄1600系本来の色を少し塗り替えただけのシンプルな外装で、鉄道ファンからは「ボンカレー」のあだ名で親しまれているという設定です。表示幕はちゃんとそれっぽく作ってあります。

またウィキメディア・コモンズには同車両の内装資料もあったので、特急ご案内のページで活用しています。

(執筆・画像制作:作者K)